英語をマスターすべく、ラダ―シリーズを読み始めました。
前回川端康成の雪国を英語で読んだ話しをしたわね。今日は遠藤周作先生の「深い河」のお話。わたしこの本ン大好きなの。はじめてよんだのは大学生のとき。キリスト教にのめりこんでた時期だったけど、日本人として仏教や神道も否定できないって感じて、葛藤してたのよねあのころ。そんな迷える子羊状態だったあたしはふと手にした遠藤周作の「深い河」に救われたの。だって主人公のおんなの人あたしそっくりなんだもん。共感するなってほうが無理よ。深い河はガンジス川のこと。ガンジス川はいろんな人を飲みこみ流れている神聖なる川。その川の前に老若男女、貧富、宗教、階級、そんな差はどうでもいいの。生と死をつなぐ川なの。人間死んだらみんなあの世へ流されるの。人間って有限の存在だから、永遠を感じるときとても幸せを感じる生き物なのじゃないかしら。それは来世の幸福の一端をこの世で味わえたからじゃないかしら。あら、あたしったら英語のリーディングと全然関係ないこと書いてるわ。そう、このブログのテーマは英語リーディングなんだから、脱線は禁止よ。それで英語で読んでみて「火葬」とかそういう単語は難しかったけど、日本語で内容を知ってるから何とか読めたわ。そう、日本語で読むメリットは登場人物を先に把握できること。これをゼロから英語でやるのは至難のわざ。今のあたしにはとても無理無理。
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前回映画の原作を英語で読んだ話しをしたわね。今日は小説、日本の小説の英訳を英語で読むことについてお話しするわね。ちょっと無謀かとも思ったけど、あたし川端康成の「雪国」を英語で読んでみたいって思ったの。なぜかというとね、ノーベル文学賞とった作品でしょ。一生に一度は読んでみたいと思ったの。それにノーベル賞の審査員って日本語できないでしょ。だから日本語で読んだはずがないの。きっと英語で「雪国」をリーディングしたのよ。それでもその良さが世界に認められた。ってことは雪国の英訳はよほどすばらしいに違いないってあたし思った。まずは日本語で読んでそれから英語で読んだ。この順序はまちがえちゃだめよ。英語日本語じゃなくて、日本語英語の順じゃなければだめなんだから。あたし主人公の男が雪国の旅館でとまって、朝を女と迎えるシーンがよかった。女はおしろいで顔は真っ白。そこにまっかな朝日が差し込むの。白に赤。女の白い顔が赤くそまる。これってぜったい「日の丸」思い出す描写よね。何か日本の美を象徴してる感じがしたわ。英語で読んだ審査員たちもきっとこの描写にノックアウトされたんじゃないかしら。そんな風にあたしは雪国を2ヶ国語で読んだ。次は遠藤周作の本を日本語と英語で読んでみようかしら。
大久保英語教室
大久保英語教室
前回、くれよんしんちゃんを例に日本の漫画の英訳を読んだらいいって書いたけど、映画の原作を英語で読むのもいいわね。あたしはね、トップガンから始めたわ。高校生のとき映画「トップガン」をみて、きゃートムかっこいい!て思ったけど、素敵だと思ったのはトムだけじゃないの。あたしはね、英語ってことばがかっこいいって思ったの。いまでこそ、日本語のあじわいとか少しはわかってきたつもりだけど、あの頃はなんてったって花の女子高生ですから、外国語のひびきにあこがれたの。英語ってすてき、英語が話せたら、もっとすてきってね。そこでその映画を何回もみて、そしたら原作を読んでみたいって思ったの。本屋さんでさがす。あった。トップガンの原作。ぜんぶ英語で書いてある。あたしに読めるかしら?自信はなかったけど、とりあえず辞書なしでよみすすめたわ。映画でストーリーを覚えてるから、ページをめくりながら、映画のシーンが思い出せればいいって思ったら気が楽になったわ。だって知らない単語をいちいち辞書で引いてたらきりないでしょ。それに本より辞書を読んでる時間が長かったら、本を読んでるのか辞書を読んでるのかわからないじゃない。そんな感じでなまけものだったおかげで、最後までトップガンを英語で読めたわ。それがあたしにとって小さな自信になったの。
英語リーディング
英語リーディング
なんかくやしい!先生のというかその作家の名前が思い出せない。あ、いま「英語は自信カンフィデンス」の表紙がイメージとして浮かんだわ。そうそう!富永先生。富永なんだっけかな。確か、直久だったかな。富永直久?メイビーね。ちょっと自信ないけどたしかあの英語の本、英単語の本、英会話の本を書いたのは富永先生だったと思う。それにしてもあの先生はアイディアマン。特にメクリマンシリーズはすごかった。ほんとうにページをめくるだけで単語がおぼえられるの。学生時代あんなに英単語が覚えられなかったあたしがどんどん、それも一日50個とかあたらしい英単語を覚えちゃうんだから、すごいでしょ。英語の本を読むにはなったって英単語をしらないと英文法の知識だけではとてもじゃないけどリーディングなんてできないんだから。おもえば、そういう作家とか先生とかいろんな人にお世話になっていまのあたしがいるんだわ。英語の本を読むこつ。それはね、日本語で内容の知ってる本を選ぶこと。たとえば、くれよんしんちゃんが好きだったら、その英訳本を読むの。ま、これは漫画だけど、本にはちがいないわね。とにかく日本語で内容がわかっていれば、英語がスラスラ読めるの。これほんと。なんか不思議。
オンライン英会話
オンライン英会話
あたしと英語との出会い。それはある作家が書いた「英語は自信カンフィデンス」という本。そのころあたしは英語ができなくて、特に英会話ができなくて落ち込んでたの。英語が話せるようになったらいいなって漠然と思ってたの。でもどうしたらいいのかわからなかったの。だからふと本屋さんに立ち寄ってみたの。英語学習コーナーをうろうろ。すると大きなゴシック体の文字というかタイトルが目に飛び込んできた。「英語は自信カンフィデンス」まさに自信喪失気味だったあたしの心をわしづかみしたわ。そのカンフィデンスというださいカタカナのタイトルに。だってそれがまさしくあたしに必要なものだったから。その本のおかげで英語を読むことから始めようと思えたの。作者の名前は忘れたでもたしか翻訳家で英語は単語、英語は電車の中で、メクリマンとかいろんな本をだしてる人だった。その先生の本をかたっぱしから読んでいったらいつの間にか英語にも英会話にもすこしづつ自信がでてきたわ。それはそれは不思議だった。そんなこんなであたしは学生以来ずっとさぼっていた英語の勉強を再開するきっかけになったの。
エブリデイイングリッシュ
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