英語をマスターすべく、ラダ―シリーズを読み始めました。
前回川端康成の雪国を英語で読んだ話しをしたわね。今日は遠藤周作先生の「深い河」のお話。わたしこの本ン大好きなの。はじめてよんだのは大学生のとき。キリスト教にのめりこんでた時期だったけど、日本人として仏教や神道も否定できないって感じて、葛藤してたのよねあのころ。そんな迷える子羊状態だったあたしはふと手にした遠藤周作の「深い河」に救われたの。だって主人公のおんなの人あたしそっくりなんだもん。共感するなってほうが無理よ。深い河はガンジス川のこと。ガンジス川はいろんな人を飲みこみ流れている神聖なる川。その川の前に老若男女、貧富、宗教、階級、そんな差はどうでもいいの。生と死をつなぐ川なの。人間死んだらみんなあの世へ流されるの。人間って有限の存在だから、永遠を感じるときとても幸せを感じる生き物なのじゃないかしら。それは来世の幸福の一端をこの世で味わえたからじゃないかしら。あら、あたしったら英語のリーディングと全然関係ないこと書いてるわ。そう、このブログのテーマは英語リーディングなんだから、脱線は禁止よ。それで英語で読んでみて「火葬」とかそういう単語は難しかったけど、日本語で内容を知ってるから何とか読めたわ。そう、日本語で読むメリットは登場人物を先に把握できること。これをゼロから英語でやるのは至難のわざ。今のあたしにはとても無理無理。
PR
この記事にコメントする
| HOME |
英語リーディング(小説) ≫